為替レートはどこで観察・チェックする事が出来る?

為替レートはどこで観察・チェックする事が出来る?

FXでは取引において為替レート(為替相場)を観察しチェックしながら取引を行ないます。
レートは証券会社のホームページやポータルサイトなどで表示されている事もありますのでネットで検索するとすぐに見つけることができ、またFXの取引ツールでも確認する事ができます。

 

FXの為替レートとは

レートとは通貨もしくはペアの2ヶ国の通貨を売買する際の取引価格を表わしたもので、相場が変動する中で売買のタイミングを見定めて取引を行い、利益を確保します。
FXの為替レートはその時点で通貨がどれくらいの交換レートであるかを示しており、例えば米ドル/円のレートの場合には1ドル120.050円などと表示されます。

 

レートのどこを観察しチェックするか

上記の1ドル120.050円などの表示は一般的な相場情報としての表示で、一方でFXの取引を行う際にはレートにさらに細かい情報が記載されています。
まず売(Bid)は通貨を売る場合の取り引きレートで、買(Ask)は逆に通貨を買う場合の取引レートです。
この双方の数字は観察しチェックすべき重要なポイントであり、売買において利益が得られるかを判断して取引を行ないます。
またチャートにはそれ以外にも数字が表示されており、H BidHiはその日の売(Bid)において最も高い取引レートで、L BidLowの場合はその日の売(Bid)で最も安いレートを指し示しています。

 

レートとチャートの違い

またFXに関して為替レートと似た所でチャートと呼ばれる物もあるのですが、チャートはレートの数字を時間ごとに変化した推移をグラフ化してもので取引では多用します。

 

 

FX取引の手数料って一般的にどうなっている?

FX取引の手数料って一般的にどうなっている?

投資を行う際には得られる利益の方ばかりに目が行きがちですが、その一方で取引に伴い少なからぬコストが発生します。
FX取引においても運営会社に対しては費用の支払いが必須になるのですが、一般的にどのようなコストが掛かるのでしょうか。
このFX取引で生じる費用の種類についてですが、売買手数料・スプレッド・口座維持費の3種類が挙げられます。

 

FX取引の売買手数料

まずFX取引の売買手数料とは外貨を売買する際に掛かる費用で、支払いが必要な会社があれば完全無料もしくは条件付で無料になる会社もあります。
会社間の競争が激しい中では無料にしている所が多いのですが、費用が掛かるケースでは1単位(1千または1万通貨)あたりいくらと記載されており、例えば1単位500円と設定されており米ドルを2単位(2万ドル)売買した場合は500円×2単位で1000円が費用として請求されます。

 

スプレッド

続いてスプレッドは通貨ペアの売値と買値の価格差のことを指しています。
これは為替レートにBid(売)100.500円、Ask(買)100.490円などと記載されており、このケースでは双方の差額0.01つまり1銭がスプレッドに該当し、取引に掛かる実質的なコストになるのです。

 

口座維持費

また口座維持費に関しては口座を持つことで毎年発生する費用です。
ただこの口座維持費についてもFX取引の売買手数料と同様に無料としている会社が一般的に多くなりますので、FX取引ではスプレッドのみがコストとして負担するだけに留まります。

 

 

FXってどうやって取引するの? 基本的なFX取引方法

FXってどうやって取引するの? 基本的なFX取引方法

FX会社で口座開設を行えばすぐにでも取引に参加したい所ですが、やはり初めての方の場合は基本的なFX取引方法が分かりません。
ただ闇雲にツールを操作する訳にも行かないのですが、具体的にどうやって取引すれば良いのでしょうか。

 

銀行から資金を振り込む

まず口座を開設した後には取引に使う資金がゼロの状態ですので、銀行口座から証券取引口座へと入金を行う必要があります。
これは取引開始後も資金が枯渇した場合には繰り返し行う事になるのですが、具体的な入金方法についてはそれぞれの会社の手続きを確認しておきましょう。

 

注文方法について

続いて入金を行い証券取引口座からお目当ての取引口座へと振替した後にいよいよFXの取引が開始されます。
新規注文を行う場合はFX取引ツールにある買いボタンか売りボタンをクリックし、数量を入力して新規注文を行なうと外貨のポジションが保有できます。
また決済注文を行う場合は取引ツールにある決済ボタンを押して保有している銘柄を選び、数量を入力して決済するのが基本的な動作です。
このようにFXの取引方法は基本的にシンプルですが、ここで買いや売りの取引サイクルをよく理解したうえで、注文方法についても成行・指値・逆指値などいずれにするかも併せて考えなければなりません。

 

まずはデモ取引から行なう

実際に資金を投じてFX取引を行うことで経験を積むこともできるのですが、FXの場合はビギナーズラックもそうあるものではありません。
まずは会社のサイトやツール内に備え付けられているデモ取引から行なうと良いでしょう。