メタトレーダーでの裁量取引方法、MT4は各社共通なので覚えておくべし!

メタトレーダーを使う理由

国内のFX会社はそれぞれ独自の取引ツールを提供しており、そのFX会社独自の取引ツールを何の疑問も持つ事なく使用しているのではないでしょうか?

よってFX会社を変える度に取引方法を一から覚える必要があります。

しかしながらメタトレーダーなら1度使い方を覚えると、どこのFX会社のMT4も使い方は同じ

一度はマスターしておきたいFX取引ツールですね。

 

 

FXブログなどでのテクニカル分析はメタトレーダーのチャートを使っている事が多い

メタトレーダー(MT4)チャート

上記はMT4のチャートですが、どこのFX会社のMT4も同じチャートで、テクニカル分析をコイツ慣れればどこのMT4を使っても同じです。

また、多くのFXブログ、サイトでのテクニカル分析はMT4チャートで説明されている事が多く、このチャートを見慣れる事がテクニカル分析をマスターする近道でしょう。

 

 

FX取引の損益の仕組み

FXは「買い」から取引を始める事も、「売り」から取引を始める事もどちらからでも取引が可能です。

MT4では殆どのMT4業者が1.0ロットが10万通となります。(国内MT4業者は全て)

よって0.1ロットが1万通貨、0.01ロットが1000通貨となります。

MT4以外の業者の場合1ロットが1万通貨が多く、ここが注意点で誤って注文を入れぬよう注意して下さい。

1ドル100円の時に0.1ロット10000万通貨を取引した場合、100万円取引した事になります。

その際の必要証拠金はレバレッジ25倍で40000円となります。

 

「買い」から取引した場合

1ドル100円の時に0.1ロット(10000通貨)を買いから取引した場合、100万円で1万ドル購入した事になります。

決済時にドル円が102円になっていた場合、102円×10000万通貨で102万円となり、2万円の利益となります。

逆に99円に下がっていた場合は、99円×10000万通貨で99万円となり1万円の損失となります。

 

「売り」から取引をした場合

売りから取引をした場合、上記とは逆で取引レートが下がった時に利益となります。

1ドル100円の時に0.1ロット(10000通貨)を売りから取引を開始し、ドル円が98円に下がった場合は2万円の利益となり、逆に取引レートが102円に上がると2万円の損失となります。

 

 

 基本的なMT4取引方法

MT4は様々な注文方法がありますが、まずは基本的な方法のみ覚えればOKです。

 

 成行注文は1クリックにて注文可能

成行注文

チャート上の「ワンクリックトレード」より、買いなら「BUY」、売りなら「SELL」をクリックするだけで簡単に成行注文が出来ます。

取引数量を変更する場合は数量の矢印ボタンをクリックします。

 

指値は新規注文画面より注文

MT4ツールバー

指値注文はツールバーの「新規注文」をクリックすると下記「オーダーの発注」画面が開きます。

MT4 新規注文

①「通貨ペア」よりプルダウンで通貨ペアを選択します。

②「数量」よりプルダウンもしくは数量を入力します。MT4は0.1が10000通貨、0.01が1000通貨です。

③は決済逆指値(ロスカット)、決済指値(テイクプロフィット)を設定出来ますが、入力しなくてもOKです。

また、注文成立後に後からでも設定可能です。

④「注文種別」のプルダウンより「指値または逆指値注文(新規注文)」を選択します。

⑤「注文種別」より買いで指値の場合は「Bay Limit」を選択します。

「Buy Limit」は、指値買い

「Sell Limit」は、指値売り

「Buy Stop」は、逆指値買い

「Sell Stop」は、逆指値売りとなります。

⑥に指値価格を入力します。

最後に「発注」をクリックします。

 

 

成行決済を行うには?

メタトレーダー成行決済

 

ターミナルの取引のタブに保有ポジションが表示されます。
赤枠のバッテンをクリックすると決済されます。

 

メタトレーダーは他にも様々な注文の仕方がありますが、やっている事は同じなので、徐々に覚えて行けば良いのではないでしょうか。

 

上記MT4はFXTF MT4
(FXトレード・フィナンシャル)ですが、裁量取引にピッタリの日足5本足です。

国内MT4は日足が6本足の業者が多く、日足は5本足でないとテクニカル指標である各種インジケーターが正確に表示されません。

またFXTFはMT4にも関わらずFX業界最狭水準のスプレッドでドル円0.3銭、ユーロ円0.6銭と取引条件も最高レベルです。

また、最低取引単位も1000通貨から取引が可能で初心者から上級者まで使えるおススメMT4業者です。

詳細はこちら FXTF MT4

 

 

FX口座開設ができない場合

FX口座開設ができない場合

FX口座開設というのは、基本的に誰でも開設が可能ですが稀に審査に通らない場合があります。

なぜならFXは自己資金を超えるお金を動かすことができるので業者によって審査があり、その審査を通過しなければ開設をすることができないのです。

これはどういうことかというと、相場が大きく動いた時に自己資金以上の損失を出してしまう恐れがあるということです。

相場が急変するような大きな材料が出た場合、業者による強制ロスカットが間に合わず、自己資金を超えるマイナスになってしまうケースが有ります。

その場合、当然マイナスになった分は返済をしなければなりませんが、返済能力のない人にFXの取引をさせると業者側が損をしてしまうことになりますから、FX口座開設には一定の支払い能力があったり投資経験の有無などの基準を設けてそれをクリアしなければ開設できないようになっているのです。

 

FX口座開設審査基準はマチマチ!

FX業者により審査基準が異なるので、あるFX業者では口座開設ができなくても他のFX業者に申し込むとすんなりと開設をすることができたということもあるので、口座開設ができなかった場合には別の業者を選んでみるというのも効果的です。

また、口座開設の際の質問に正しく答えることができなかったりするとリスクを理解していないとされて開設ができないことがあるので、FXのルールやリスクをしっかりと理解するということも開設のためには重要な事となります。

安定した収入があるかということも審査基準のひとつに入っているケースが有りますから、仕事をしていない人はアルバイトや派遣登録でもして収入を得ることによって口座を開設することができることもあるため、収入がないのであれば職につくことも口座開設のためには必要な事となります。

もう一つ、FX新規口座開設時の申告はあくまで自己申告で、どこまでしっかり調べているのかは不明です。

金融関係でブラックでもなってない限り調べる術はないのではと考えます。

 

 

FXと外貨預金の違いとは?

FXと外貨預金の違いとは?

FXと外貨預金というのは似たように思えますが、違う部分が多々あります。

まず、一番大きなポイントとしては外貨預金は手持ちの範囲でしか預金をすることができないのに対して、FXの場合には持ち金以上の通貨を保有することができるという点に有ります。

 

レバレッジを利用し少ない資金で大きな取引が可能

1ドルが100円だとして手持ちの日本円が100万円だとすると外貨預金をする場合には、1万ドル分しか保有することができません。

しかし、FXの場合100万円を証拠金として大きなポジションを持つことができるので、日本国内の業者を利用して取引する場合25万ドル分近くの通貨を保有することができるようになっているのです。

 

土日を除き24時間取引が可能

次に取引時間の違いも有り、FXの場合には土日を除き24時間いつでも取引をすることができます。
しかし、外貨預金の場合には銀行の営業時間でしか取引をすることができないので営業時間外に有利なレートになっていても、営業時間まで待たなければなりません。

 

手数料が圧倒的に安い

手数料に関しても非常に大きな差が有り、FXの場合にはスプレッドと呼ばれる売り買いのレートの差の分だけしか手数料が取られませんが、外貨預金の場合には片道1円以上かかるケースも少なくありません。

そのため、いくら高金利と言っても外貨預金は手数料が非常に割高となっているので資産運用として効率的ではないのです。

 

FXはマイナススワップが発生することも

FXは外貨預金違いマイナススワップが発生する場合があります。

しかし、外貨預金の場合にはどれだけ金利が下がってもマイナスになるということはないので、その点の安心感は高いものとなっています。

よってFXで長期投資を考える場合、マイナス金利の通貨ペアは避ける必要があります。

しかしながらプラス金利の通貨ペアでは、レバレッジにより低資金で圧倒的なスワップを受け取ることが出来、比較にならない程効率良く資金運用が可能なのです。