FXと外貨預金の違いとは?

FXと外貨預金の違いとは?

FXと外貨預金というのは似たように思えますが、違う部分が多々あります。

まず、一番大きなポイントとしては外貨預金は手持ちの範囲でしか預金をすることができないのに対して、FXの場合には持ち金以上の通貨を保有することができるという点に有ります。

 

レバレッジを利用し少ない資金で大きな取引が可能

1ドルが100円だとして手持ちの日本円が100万円だとすると外貨預金をする場合には、1万ドル分しか保有することができません。

しかし、FXの場合100万円を証拠金として大きなポジションを持つことができるので、日本国内の業者を利用して取引する場合25万ドル分近くの通貨を保有することができるようになっているのです。

 

土日を除き24時間取引が可能

次に取引時間の違いも有り、FXの場合には土日を除き24時間いつでも取引をすることができます。
しかし、外貨預金の場合には銀行の営業時間でしか取引をすることができないので営業時間外に有利なレートになっていても、営業時間まで待たなければなりません。

 

手数料が圧倒的に安い

手数料に関しても非常に大きな差が有り、FXの場合にはスプレッドと呼ばれる売り買いのレートの差の分だけしか手数料が取られませんが、外貨預金の場合には片道1円以上かかるケースも少なくありません。

そのため、いくら高金利と言っても外貨預金は手数料が非常に割高となっているので資産運用として効率的ではないのです。

 

FXはマイナススワップが発生することも

FXは外貨預金違いマイナススワップが発生する場合があります。

しかし、外貨預金の場合にはどれだけ金利が下がってもマイナスになるということはないので、その点の安心感は高いものとなっています。

よってFXで長期投資を考える場合、マイナス金利の通貨ペアは避ける必要があります。

しかしながらプラス金利の通貨ペアでは、レバレッジにより低資金で圧倒的なスワップを受け取ることが出来、比較にならない程効率良く資金運用が可能なのです。

 

 

 

2016年よりFX口開設するにはマイナンバーが必要となります

2016年よりFX口開設するにはマイナンバーが必要となります

いよいよ始まりましたマイナンバー制度、2015年10月より順次通知が開始されました。
ところでFX取引も当然課税対象なので、FX新規口座開設に2016年1月よりマイナンバー登録が必要となります。
しかし既存口座に関しては3年間の猶予期間が設けられており、各FX会社の殆どは、既存口座に関しては2018年末までの届け出となっており、まだ猶予期間があります。

いずれマイナンバーの登録が必要となりますが、何も後ろめたい事は無くとも、出来るだけ後にしたいと思うのが人の心情、ではマイナンバーとはどう言うものなのか?

 

マイナンバーとは

これまで様々な公的機関はそれぞれに国民の個人情報を管理してきました。これを全ての方に1人1つの12桁の番号を与え一元管理し、行政を効率化し、国民の利便性を高め、公平な社会の実現を目的として実施されました。

ここでFX取引口座に関しては税金の部分でしょうか、巷ではマイナンバーが始まると夜の銀座からキャバクラ嬢が消えるとまで言われております。それはマイナンバーにより国民の所得状況が把握しやすくなり、副業を始めとする複数の収入が簡単に一括管理出来、税や社会保障の負担を不当に免れる事を防止出来るからです。

ちなみに現在のFXに関しては、FX業者より顧客の取引情報を税務当局に提出する事が義務化されている為、マイナンバーが始まらなくとも、取引状況は把握されていますので、マイナンバーに関わらずしっかり納税する事をおすすめします。

またマイナンバーのデメリットとしましては個人情報の流出やなりすまし、詐欺などが懸念されてます。
よってしっかりとマイナンバーを理解し、慎重に管理する必要があります。

 

マイナンバーFX業者対応状況

FX業者2016年1月以降口座開設時2015年末までの口座開設者
DMM.com証券マイナンバー通知必須2018年末まで通知が必要
GMOクリック証券【FX】マイナンバー通知必須2018年末まで通知が必要
マネーパートナーズマイナンバー通知必須2018年末まで通知が必要
FXTF MT4
マイナンバー通知必須詳細決まり次第お知らせ
SBI FXトレードマイナンバー通知必須2018年末まで通知が必要
トレイダーズ証券 みんなのFXマイナンバー通知必須2018年末まで通知が必要
ヒロセ通商【LION FX】マイナンバー通知必須2018年末まで通知が必要
外為オンラインマイナンバー通知必須2018年末まで通知が必要

2016年1月20日調査時 

 

 

為替レートはどこで観察・チェックする事が出来る?

為替レートはどこで観察・チェックする事が出来る?

FXでは取引において為替レート(為替相場)を観察しチェックしながら取引を行ないます。
レートは証券会社のホームページやポータルサイトなどで表示されている事もありますのでネットで検索するとすぐに見つけることができ、またFXの取引ツールでも確認する事ができます。

 

FXの為替レートとは

レートとは通貨もしくはペアの2ヶ国の通貨を売買する際の取引価格を表わしたもので、相場が変動する中で売買のタイミングを見定めて取引を行い、利益を確保します。
FXの為替レートはその時点で通貨がどれくらいの交換レートであるかを示しており、例えば米ドル/円のレートの場合には1ドル120.050円などと表示されます。

 

レートのどこを観察しチェックするか

上記の1ドル120.050円などの表示は一般的な相場情報としての表示で、一方でFXの取引を行う際にはレートにさらに細かい情報が記載されています。
まず売(Bid)は通貨を売る場合の取り引きレートで、買(Ask)は逆に通貨を買う場合の取引レートです。
この双方の数字は観察しチェックすべき重要なポイントであり、売買において利益が得られるかを判断して取引を行ないます。
またチャートにはそれ以外にも数字が表示されており、H BidHiはその日の売(Bid)において最も高い取引レートで、L BidLowの場合はその日の売(Bid)で最も安いレートを指し示しています。

 

レートとチャートの違い

またFXに関して為替レートと似た所でチャートと呼ばれる物もあるのですが、チャートはレートの数字を時間ごとに変化した推移をグラフ化してもので取引では多用します。