FXでは取引において為替レート(為替相場)を観察しチェックしながら取引を行ないます。
レートは証券会社のホームページやポータルサイトなどで表示されている事もありますのでネットで検索するとすぐに見つけることができ、またFXの取引ツールでも確認する事ができます。
FXの為替レートとは
レートとは通貨もしくはペアの2ヶ国の通貨を売買する際の取引価格を表わしたもので、相場が変動する中で売買のタイミングを見定めて取引を行い、利益を確保します。
FXの為替レートはその時点で通貨がどれくらいの交換レートであるかを示しており、例えば米ドル/円のレートの場合には1ドル120.050円などと表示されます。
レートのどこを観察しチェックするか
上記の1ドル120.050円などの表示は一般的な相場情報としての表示で、一方でFXの取引を行う際にはレートにさらに細かい情報が記載されています。
まず売(Bid)は通貨を売る場合の取り引きレートで、買(Ask)は逆に通貨を買う場合の取引レートです。
この双方の数字は観察しチェックすべき重要なポイントであり、売買において利益が得られるかを判断して取引を行ないます。
またチャートにはそれ以外にも数字が表示されており、H BidHiはその日の売(Bid)において最も高い取引レートで、L BidLowの場合はその日の売(Bid)で最も安いレートを指し示しています。
レートとチャートの違い
またFXに関して為替レートと似た所でチャートと呼ばれる物もあるのですが、チャートはレートの数字を時間ごとに変化した推移をグラフ化してもので取引では多用します。