悪質・悪徳なFX業者・取引会社の知っておきたい特徴・手口

悪質・悪徳なFX業者・取引会社の知っておきたい特徴・手口

かつてFX取引が解禁された際には、FX業者や取引会社として多くの中小の企業が参入しました。
参入する企業が多いと自然に競争が始まりますので、利用者側にとってはメリットの大きいサービスも多く登場するようになったのですが、その一方で悪徳FX業者が増えて苦情が多く寄せられるようになりました。
この初期段階では取引に関する法律がなく詐欺のような事件もあり、また取引では大きな資金が動きますので安全な業者でなければ任せることは出来ないのですが、悪徳FX業者にはどのような特徴や手口があるのでしょうか。

 

悪徳FX業者の知っておきたい特徴

まず自宅に電話勧誘や訪問営業してくる取引会社がいた場合は、問答無用で危険な業者の烙印を押すことができます。
実は法律で電話勧誘や訪問営業が禁止されており、勧誘を行なうのはまさに危ない業者の特徴となるのです。
また業者として営業する際には国への登録が必須で登録番号を掲げて営業しなければならず、番号の記載がない場合も危ない業者の特徴となるのです。

 

知っておきたい悪徳な手口

かつて悪徳FX業者の中には必ず儲かる・損失を補填するなどと勧誘し、預けた資金を持ち逃げしたり儲かったお金を支払わず逃げる事もありました。
またそれだけに留まらず自身の個人情報を売られることもあれば、不正なレート操作、約定拒否、不利なレートへのスリページなどいずれも注意が必要です。

 

知っておきたい業者の選び方

このような悪質なFX会社が横行した為に、法的整備がなされ2005年に全てのFX会社に金融先物取引業者として登録が義務付けられました。
またレバレッジも2010年に50倍になり、2011年に25倍になり、よりリスクを抑える措置もとられました。
よって国内FX会社に限っては金融庁監視の元、安心して取引が出来るようになったのではないでしょうか。
海外FX業者、ヤミ業者は除きますが・・・

 

 

FXは儲かったら税金は納めなくてはいけない?

FXは手軽に行なえる投資ですので、お小遣い稼ぎ程度で儲かったりデイトレーダーのように仕事として取引を行う場合もあります。
初心者の方でも慣れてくると手堅く利益を出して儲かるようになりますので、気がつくと小金が大金に化ける事も往々にしてあるのです。

 

FXは儲かったら税金は納める?

ただ少なからぬ利益を得るようになると心配なのはFXでの税金についてです。
宝くじの場合は無税であると公表されていますので、数億円単位で当選しても税金を払う必要は全くないのですが、一方で取引で得た利益の場合はどのような扱いになるのでしょうか。
特にサラリーマンの方の場合は源泉徴収から外れますし、確定申告に疎い事もありますのでそのまま放置するケースもあるのですが、基本的に一部を除き確定申告を行なう必要があります。
確定申告が不要なケースとしては、サラリーマンで年収2000万円以下で給与所得以外の所得が20万円以下の人、専業主婦や無職で所得が38万円以下の人、パート等収入が65万円以下でFX等の所得が38万円以下の人などがあてはまり、それ以外は全て申告が必須です。

 

バレなければいい?

FXに関する税金は、取引を行う方の中には確定申告の必要があるにも関わらずバレなければ良いと高を括るケースもあります。
しかし実際のところFX会社より損益データが税務署に提出されていますので、基本的に課税から逃れることはできません。

 

収めなかった場合の罰則

無申告のままでいると無申告加算税や延滞税などの罰金が課せられることになり、加えて悪質であれば裁判で有罪になる可能性もありますので、しっかりと税理士に相談して必要な申告を行いましょう。

 

 

FX取引を始めるときのお勧めの通貨について

FX取引を始めるときのお勧めの通貨について

FX取引は外国通貨を購入する事になるのですが、単に米ドルやユーロなどを売買する訳ではありません。
取引の際には二カ国を組み合わせにした通貨ペアと呼ばれる取引単位で売買する事になり、例えば米ドルと日本円の組み合わせであれば日本語で米ドル/日本円、また英語表記でUSD/JPYなどと表わされ、双方を区切って表記しています。

 

FX取引を始める際にお勧めの通貨ペアとは

取引を始めるときにツールを眺めて見ると、あまり聞きなれない国や見たことが無い国も多くあります。
取引においてはその後にレートが上がるか下がるかを予測し判断する事になりますので、基本的によく分からない国についてはあまり手出しをすることはお勧め出来ません。
もちろんテクニカル分析やファンダメンタル分析などがしっかり行なわれる分には良いのですが、初心者の方の場合は定番の所で米ドル/日本円や豪ドル/日本円などがお勧めとして挙げられます。

 

米ドルとユーロについて

米ドルはハードカレンシーとして世界でもっとも広く使われており、為替取引においてはおよそ90%が米ドルに関係した取引であるといわれています。
またユーロはヨーロッパのEU諸国で用いられており、流通量が非常に多く取引も盛んに行なわれています。

テクニカル取引では流通量が多い程、決まった動きをしやすい為、このユーロ/米ドルが有利です。

 

高金利のねらい目

またFX取引を始める際のお勧めの通貨として少し難易度は上がりますが、金利が高くスワップポイントが狙える国もまた候補として挙げられます。
ただ金利が高い理由については、オーストラリアは資源国である一方でトルコは高インフレが原因ですので、リスクも踏まえておく必要があります。