FXスプレッドって一体何?スプレッドの正しい知識

FXスプレッドって一体何?スプレッドの正しい知識

FXの取引では投資の専門用語が様々登場しますので、初めての方にとっては分かりづらい言葉が多くあります。
難しい漢字などは分かりづらいものですが、横文字になるとさらに輪をかけるように分からない言葉も多く、その中でFXのスプレッドとは一体何なのでしょうか。

 

スプレッドの正しい知識

スプレッドとは英語表記でSpreadになり、これはもとより広がりや幅などを意味する言葉なのですが、FXでは取引の際に必要になる手数料のことを指しています。
このFXスプレッド手数料は為替レートを表示した時に各通貨ペアごとに表示されており、売値(Bid)と買値(Ask)の価格差で表わしています。
例えば米ドル/円の通貨ペアでBid122.637・Ask122.640であった場合は下二桁の価格差が手数料にあたり、この場合はSpread0.3(3銭)となりますので正しい知識として覚えておきましょう。

 

FXでスプレッドが安いとお得に取引できる

FX会社は投資家に取引の場を提供する一方で、様々な手数料を受け取る事で利益を上げています。
まさにこの価格差が手数料にあてはまり、会社の利益の多くはここから得ているのです。
また投資家からすれば買値と売値の双方の数字の幅が狭ければ狭いほど手数料を安く済ませることに繋がり、投資におけるコストを削減する事ができます。

 

原則固定とは何か

原則固定とは買値と売値の幅が原則として固定されているシステムのことを指しています。
ただあくまで原則としての固定で相場が大きく動く時間帯の適用であり、流動性が低い時には幅が広がる事がありますので、この点もまた正しい知識として押えておきましょう。

 

 

FX初心者がよくある失敗について

FX初心者がよくある失敗について

投資に際してビギナーズラックはあまり多いものではなく、むしろよくある失敗に見事に嵌まり手痛い洗礼を受ける事があります。
FX初心者ゆえによくある失敗に嵌まる事があるのですが、具体的にどのような事例があるのでしょうか。

 

判断の遅れ

これはFXのみならず株式投資においても往々にしてあることですが、損失が出ているにも関わらず決済に踏み切れず、判断が遅れると損失が大きく膨らむ場合もあります。
例えばすでに含み損が出ている状態にも関わらず、根拠が薄い希望的観測で上がるんじゃないかと待ち続け、後になりあの時に判断しておけば良かったと大きく後悔することがあります。
もちろん流れによってはその後に上がる場合もありますが、テクニカル分析やファンダメンタル分析などの確たる根拠が無ければ意味がないのです。

 

冷静さを失う

冷静さに関しては判断の遅れとかぶる部分もありますが、取引を行う中で心理的に不安定になりルールを逸脱して損をしたり薄利になるケースもFX初心者ゆえによくある失敗です。
またレバレッジを効かせ過ぎている場合もギリギリであることから冷静さを失う場合もありますので、心を落ち着かせると共に、落ち着いて取引ができるよう状況を整えておく事も重要です。

 

ギャンブルとして行う

またFXは数ある投資の中でも比較的に必要な知識が少ない事から、ギャンブル気分でのめり込むケースもまたFX初心者のよくある失敗です。
以前よりパチンコやスロットで儲からないからとこちらに流れ込む方もいるのですが、必要な知識を押さえ分析に基づいた的確な取引が必須です。

 

 

FXってどうやって取引するの? 基本的なFX取引方法

FXってどうやって取引するの? 基本的なFX取引方法

FX会社で口座開設を行えばすぐにでも取引に参加したい所ですが、やはり初めての方の場合は基本的なFX取引方法が分かりません。
ただ闇雲にツールを操作する訳にも行かないのですが、具体的にどうやって取引すれば良いのでしょうか。

 

銀行から資金を振り込む

まず口座を開設した後には取引に使う資金がゼロの状態ですので、銀行口座から証券取引口座へと入金を行う必要があります。
これは取引開始後も資金が枯渇した場合には繰り返し行う事になるのですが、具体的な入金方法についてはそれぞれの会社の手続きを確認しておきましょう。

 

注文方法について

続いて入金を行い証券取引口座からお目当ての取引口座へと振替した後にいよいよFXの取引が開始されます。
新規注文を行う場合はFX取引ツールにある買いボタンか売りボタンをクリックし、数量を入力して新規注文を行なうと外貨のポジションが保有できます。
また決済注文を行う場合は取引ツールにある決済ボタンを押して保有している銘柄を選び、数量を入力して決済するのが基本的な動作です。
このようにFXの取引方法は基本的にシンプルですが、ここで買いや売りの取引サイクルをよく理解したうえで、注文方法についても成行・指値・逆指値などいずれにするかも併せて考えなければなりません。

 

まずはデモ取引から行なう

実際に資金を投じてFX取引を行うことで経験を積むこともできるのですが、FXの場合はビギナーズラックもそうあるものではありません。
まずは会社のサイトやツール内に備え付けられているデモ取引から行なうと良いでしょう。